
「オンライン俳句コンテスト」審査結果発表
明石文化国際創生財団『オンライン俳句コンテスト』では、令和2年7月10日から9月7日までの間「自由題」で俳句を募集し、
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審査員
藤井 啓子 Keiko Fujii
「ホトトギス」 同人/「円虹」、「九年母」 会員/日本伝統俳句協会 会員
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最優秀賞
マスク付け未来が曇る眼鏡かな
しらす (18歳) 兵庫県姫路市
[審査員講評] 2月末、突然3月からの一斉休校が発表され、全国に衝撃が走った。
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特別賞(ジュニア賞)
ねむい朝セミよりうるさい母のこえ
[審査員講評]
特別賞(子育て賞)
夜濯やカレーのシミの小さきシャツ
高本 美幸 (29歳) 埼玉県狭山市
[審査員講評]
特別賞(シニア賞)
五キロなら持ちて帰れる西瓜買ふ
大阪のアン (78歳) 大阪府豊中市
[審査員講評]
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優秀賞
公園は閉鎖春風だけ自由
水中花始まる今日もテレワーク
会いたくてでも会えなくて夏の空
秋風がガーゼを通りやってくる
海開きカバンも心も伽藍堂
もう一度頑張れそうなすもうかな
マスクしてパパ初抱っこ夏の空
一礼し少年の夏早や終わる
自転車の座席を高く涼新た
乾ききった歯ブラシ五本盆休み
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審査員総評
オンライン投句という初めての試みなので、どうなることか全く予想がつかなかった。 さて内容についてであるが、やはりこのコロナの時代を反映した句が大半を占めた。
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お問合せ (公財)明石文化国際創生財団 「オンライン俳句コンテスト」係 〒673-0886 明石市東仲ノ町6-1アスピア明石北館7階 Tel:078-918-5085 Fax:078-918-5121 |